週末ジョガーのつぶやき2

趣味のジョギング、旅行、御朱印集め、愛犬のイタグレなど気ままに書いてます。

らんと行く北陸と金沢の旅2020「さすがは加賀百万石・金沢」

8月11日(火)第ニ日 

能登から金沢へ

二日目の朝、簡単に朝食を済ませ片付けをします。

普通のキャンプだとテントやタープを畳んだり、調理道具を洗ったり、やることがたくさんあっていくら時間があっても足りないくらいです。

しかし、今回のお手軽キャンプはキャビンを利用しているのでバーベキューの炭の後しまつ、ごみの分別程度で終了なので荷物を積み込んですぐに出発ができました。

せっかく能登半島の遠くまでやってきたので、やはり定番の輪島の朝市へ行きたいという家族の希望を叶えるため、能越自動車道を使って輪島まで車を走らせます。

この能越自動車道は、無料ですが結構速度も出せ時間も稼げるので大変便利な道路です。

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何十年も昔に来て以来の輪島ですが、イメージしていたよりも明るい雰囲気の朝市だったような気がします。

時の移り変わりを感じました。

コロナの影響で人出も例年より少なかったのかもしれませんが、犬連れで歩くにはそれほど混んでいないので良かったと思います。

とにかくこの日は一段と暑く、舗装されている道路の照り返しもきつかったので、らんにとっては灼熱地獄のような散策だったかもしれません。

首の周りには熱中症対策のネッククーラーを巻き、時々抱っこをして道路の熱さから解放してあげる必要がありました。

犬連れの旅行者も少なくなかったですが、さすがにらんのようなイタグレにはお目にかかりませんでした。

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イタグレを見ると、きまって「細いねー」とか「小さいねー」とか「かわいい」と言われるのですが、イタグレという犬種はまだあまり知られていないところがあります。

たまたま日陰で一休みをしていた時に朝市で店を出しているおばちゃんが近づいてきて、「イタリアングレーハウンドだね」と話しかけてきました。

「よくご存じですね。ミニチュアピンシャーに間違えられることが多いんですよ」というと、「お客さんで飼っている人がいるの。熱中症対策で首に巻いているの⁉人懐こいワンちゃんね~」と色々と話してくれました。

あまりの暑さにこれ以上長居もできないため、朝市は小一時間ほどで出発することにしました。

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絶景「白米千枚田」と「千里浜なぎさドライブウェイ」の爽快さ

続いての目的地は「白米千枚田」です。

ここはおなじみの観光スポットで輪島に来たら立ち寄る人がほとんどだと思います。

千枚田ポケットパーク」という道の駅にもなっていて駐車場も広いため便利なところでした。

昨日に続いて今日も快晴だったので、海と空の青さ、千枚田の緑がとても美しかったです。

今回初めて訪れた所で思わず声がでてしまうほどの絶景ポイントでした。

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輪島に別れを告げ、峠を越えながら里山街道を使って金沢へ向かいました。

途中、金沢に着くまでにどうしても寄りたかったのが「千里浜なぎさドライブウェイ」です。

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ここも以前来たことがある場所ですが、家族と来るのはもちろん初めてです。

普通の砂浜はタイヤが埋まってしまうので走ることはできませんが、ここの砂の粒は一つ一つ細かく海水を含むと固くなるため車が走ることができるそうです。

国内で唯一砂浜を車で走ることができるのが千里浜なぎさドライブウェイなのです。

本当に不思議で楽しい感覚でした。

 

お昼過ぎに金沢にやっと入ることができました。

今朝はキャンプ場での簡単な朝食だったせいもあり、そろそろお腹もすいてきました。

昼食はぜひここでと決めている場所がありました。

海産物などを売るお店が立ち並ぶ近江市場です。

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東京でいえば築地や豊洲の市場といったところでしょう。

石川県金沢といえば新鮮な魚介類が有名なので、ここは何としても海鮮丼でいろいろなお刺身を堪能したいところです。

昼食は近江町市場と決めていましたが、その前にらんをペットショップに預ける必要があります。

家族と一緒に食事ができるのは理想ではありますが、ここ金沢も犬連れ同伴のお店はそれほど多くはありません。

以前京都に行った時も食事や買い物の時にはらんを預けたことがあったので、今回も「ペットショップWITH」に一時預かりを予約しておきました。

1時間300円で計算するので受け取り時の時間で清算することになります。

らんは預けるときに少し不安な様子を見せていましたが、ずっと暑い中を連れまわすよりも数時間涼しいお店で休んでもらうことの方がかえって必要なことかもしれません。

近江町市場には店が多くどこに入ればよいのか本当に迷ってしまいます。

海鮮丼を食べさせるお店もたくさんありましたが、その中で「近江町海鮮・ひら井」に行くことにしました。

お店おすすめの「近江町海鮮丼」2500円を注文。

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魚の種類も豊富で一つ一つのお刺身が本当に新鮮そのものでした。

以前、食べたことのある海鮮丼との違いがはっきりとわかる気がしました。

お腹も満たして、次の散策場所はどうするかで家族と意見が割れました。

私は神社や城をできるだけ見たいので尾山神社の所で車を降り、参拝を済ませた後に迎えにきてもらうようにしました。

家族は金沢駅前にある有名な鼓門を見に行きました。

ちょうどその時天候が一変し激しい雨に見舞われました。

明日の午前中も金沢市内の観光ができるので今日のところは、らんをペットショップに迎えに行き、そのまま宿泊地の「NINJA旅音」へ向かうことにしました。

この「NINNJ旅音」は、最近はやりの一棟貸しの素泊まり宿泊施設です。

昔の民家(お菓子屋さんだったそうです)をリノベーションしてあり、外観は古い感じの印象ですが、一歩中に入ると二つのきれいな和室とダイニングキッチンで出来ていて不思議な建物でした。

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民泊をイメージした作りとなっているそうで、田舎の実家に帰ってきたような感覚で楽しかったです。

できればもう一日居たかったと家族からの評判も良かったです。

完全素泊まりの宿で食事はついていないので自炊をするか外食となりますが、こうした形態の宿も初めての経験で面白いと思いました。

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コロナの関係で宿の業者とも非対面での対応で扉も電子キーのためパスワードをメールで伝えるという形だったのでチェックインとチェックアウトは自宅のような感覚でした。

3日目に続く