らんの食事情
以前、らんの食事について書いたことがある。
1歳を過ぎた頃からドライのドッグフードを食べなくなってしまい、レトルトのささみをやったりしていたのだ。
最近になってあきらめたのか、はたまた嗜好がまた変わってきたのかドライのドッグフードを少し食べるようになった。
それでも何かいいえさはないかと調べていたところ、イタグレの多頭飼いをしている飼い主さん「さなへつきさん」からビル・ジャックというえさを教えていただいた。
残念ながらビル・ジャックは店頭販売をしておらず、ネットの注文だけであった。
ネットで調べてみると、食いつきがよいと評価が高い。
「本当にそうなのかな?」
これは、試してみる価値ありと判断し、とりあえず「レバートリーツ」と小袋のお試しセット1000円を注文してみた。
しかし、少し食べるようになったとはいえ、嫌なときは鼻で食器を押し返す動作をするというらんである。
大丈夫かな?とほんの少しだけ食器に入れてみる。
すると鼻で押し返す動作をし始めたので、「えーっ、こんなはずはないだろう」と何粒かを床にばらまいてみた。
はじめ匂いをかいで一粒食べてみて、いつものとは違うなと思ったのか二口、三口と食べ続ける。
そのうちそのおいしさを感じたのか、夢中になって食べ始め一気に完食してしまった。
それではと、別の日に今までやっていたドッグフードとビル・ジャックを半々に混ぜ合わせたものをやってみた。
どうするかなあと見ていたのがこの写真である。
少し遠いので近くまで寄って見ると…
なんと、ビル・ジャックだけ拾い食いして今までのドッグフードはしっかり残しているではないか。
しかも、わざとこぼしている。(最終的には全部残さず食べたが)
やっぱり、おいしいものはわかるのだ。
人間だって好きなものだけ食べて嫌なものは残すことあるからね。
たとえば、グリーンピースや干しぶどうなどきれいに分ける人っているでしょう。
こんなこと書くとビルジャックの宣伝になってしまうかもしれないけど、ずっとドッグフードのあのにおいと油っぽさには疑問を持っていたのです。
あれは、犬の食いつきをよくするためのにおいと油をふきつけているのだとか。
素材のうまさがあれば、そんな必要はないはずである。
ずっと同じものをあげていればいつかはあきるのかもしれないけれど、確かに食いつきがよいといういうことは実感できた次第である。