らんの訓練~今日は我慢大会~
今年は例年に比べて梅雨入りが早かったが、その割には雨が少ない感じである。
6月に入った。
天気が心配であったが何とか降らずに済んでよかった。
らんの訓練は、私の仕事の都合で少し間が開いてしまったので久しぶりである。
今日の最初の訓練は、「後へ」の練習。
これは、今回が初めてである。
ひらがなの「し」の字に移動させ、自分の左側でお座りをさせる。
ロングリードに付け換えて早速やってみる。
おやつで釣りながら移動させるが、なかなかうまくいかない。
先生がお手本を示してくれる。
再度、何度か繰り返し、やってみる。
まだ、スムーズにはいかないが、なんとなくこんな感じかなというところである。
これから自主練習でやっていくようにしよう。
続いて場所を広い駐車場に移動する。
場所が変わると、周りの様子の変化が気になるのからんの集中力が落ちるのである。
お座りをして「待て」をかけ、離れる。
なかなかお座りの指示が通らない。
すぐに立ち上がってしまう。
じっとしてこちらの指示を聞かずに済ませようとしているのは明らかである。
すかさず「時間がかかってもいいですから」と先生が声をかける。
「お座り」を間隔を置きながら何回かかける。
らんは、私の方から先生の方へ動いていくが先生も無視するためしかたなく私のところまで戻ってくる。
そのうち「しょうがない」と逃げられない状況に追い込まれて「お座り」をする。
その時に、らんが腰を下ろした時のタイミングでほめる言葉を忘れずに言うようにとアドバイスを受ける。
これがタイミングをはずさずに言うのが難しいのである。
怖い顔をして「お座り」の指示を出しているので、「よくできたね」という言葉が怖かったりするのだ。
これは、飼い主の方の指示の出し方の訓練が必要である。
緊張感をほぐすために訓練の合間で走って遊んでやることは、らんをリラックスさせ次の集中した練習につながる。
ビビリで臆病なところの強いらんだが、リラックスできて楽しいときは尻尾もピンと上がっているようである。
約1時間の訓練で自宅に戻ったときは、集中して頭を使い、疲れたのかくるんと丸まってベッドに寝ているらんであった。
今回の重要な課題
自宅で指示を出したときにもきちんとやらせずに中途半端な形にならないようにすること。
指示を出したら何が何でもやらせて終わらせるようにすること。