落ち着いてきたね~今日の訓練
梅雨の合い間の久しぶりの晴天の土曜日。
ここのところ雨が降っていないのを確認しては早朝散歩にでかけるようにしている。
朝の5時過ぎの時間帯は、まだらんはベッドに丸まって寝ているか、コタツのカバーにくるまっている状態である。
そのままらんを抱きかかえ外に連れ出してしまうのだ。
5時とはいえ、さすがに冬の時期のように外にでることを拒否をすることはない。
ここひと月、梅雨時の日々を過ごしてきたが、早いものでもう6月も終わりである。
今日は、いつもの公園で訓練を行った。
日差しもやや強く、気温も高い。
まだ当分梅雨は明けそうもないが、もうそろそろ明けてもおかしくないような天気である。
今日は、まず何度かアイコンタクトが取れるかどうか繰り返し行った。
お座りをさせ、マテをかける。
スケートボードの少年が近づいてくることもあり集中しにくいが、かえってそれも練習となる。
らんから少し離れてまた元に戻る。
途中で集中力が切れて立ち上がってしまったときは、そのまま続けるのではなく、リードを引いてお座りのやり直しをさせる。
まず、先生がお手本を示してくれた。
お座りの指示通りに出来なかったときは、このように必ずお座りをやらせてから良くほめてやることが必要なのである。
メリハリの利いた指導をして理解させることが大切だということが良くわかった。
次第に訓練のハードルが高くなっていく。
次は、マテをかけて後、後ろに下がって戻るのではなく、マテをかけてらんの周りを一回周り、正面からおやつをやり、ほめてやるという方法である。
続いて、今度はマテをかけて二回らんの周りを回ってみる方法である。
その時は、必ずらんとアイコンタクトをし続けながらやることが大切である。
一回、二回と周り、正面に来てほめてやる。
出来たー!!
いやー、途中で立ちあがってしまうかと思っていたが、よくらんもアイコンタクトして頑張っていた。
先生も、今日はよくアイコンタクトができているとほめてくれる。
さらに、訓練は進む。
より難易度は増し、道路に近いところまで移動し、通過する車の音が大きく集中力が途切れやすい状況の中で同じようにやってみる。
なんとか、らんも我慢して立ち上がることもなくできた。
今日は今までで一番落ち着いて指示が聞けていたと先生からお褒めの言葉をいただく。
むしろ、課題なのは飼い主の指示の出し方やほめるタイミングの悪さである。
指示をだすのか、ほめて解除するのかはっきりしない雰囲気をらんに感じさせてしまっているので、中途半端な状態になってしまう場面がいくつかあった。
らんの方は、飼い主のことを良く見ていてどういう行動をとればいいのか考えているようなのだが、飼い主のあいまいな態度で戸惑ってしまっているようだった。
もっと飼い主が明確な指示や的確なタイミングでのほめ方を身に付ける必要がある。
毎回、勉強になることばかりである。
それにしても今日のらんはとてもよく出来ていたと思う。
最近、自分からハウスやケージに入って落ち着いているということを先生に伝えたところ、それは大きな変化であると言われた。
そういう落ち着いた状況が出てきているので訓練にも現れているのだろうということだった。