たまりバー30キロ走破!
今月二回目の三連休の中日は、少し涼しくなったのでもう一回長距離走をしたいということから「たまりバー50」を0キロ地点である羽村の堰から出発した。
私は、昨年度まで八丈島に勤務していたのだが、今回の長距離走はそこでのランニング仲間であるI氏との練習会である。
I氏は、先日の三連休で府中の関戸橋から二子多摩川までの20キロを走っているが、下流の羽村方面は、全くの初めてなのだそうだ。
I氏は、自宅のある八王子から羽村まで来るので到着が6時12分になるという。
私は、ほとんど地元といってもよいので自宅を5時過ぎに出て、最寄のJRの駅まで約3キロを歩いていく。
夜明けまじかの永田橋付近
路面に0キロ地点の表示があるはずなのだが、見当たらないので6時40分ごろ、そのまま走り始める。
川は、先日の豪雨の名残か水かさもいつもより多く、濁流となっている。
いつも一人で黙々と走るのだが、こうやって仲間と一緒に話をしながら走るのも悪くない。
というか河川敷は単調な風景なので結構楽しく走れるのでよい。
話をしながら走ることが出来るというペースなので十分LSD(ロングスローディスタンス)になっているだろう。
そうこうしているうちに、10キロ地点の昭島の多摩大橋付近に到着。
トイレ休憩を挟みながら走っているがほとんど走っていて歩くことがないのは、やはり二人で走っているからかもしれない。
今日は、天気もよく気温もそれほど高くないので汗をかいてもびしょびしょにならないのが本当に助かる。
たまりバーは、川にかかっている多くの橋がよい目印になっている。
あの橋まで何とか頑張って走ろうという目標物になっているのだ。
立日橋、日野橋、石田大橋、府中四谷橋を過ぎてやっと20キロ地点の府中の関戸橋に到着した。
5月には、ここまで自転車で来たことがある。
自転車と違って走るのはやはりエネルギーをかなり使うことを実感する。
右ひざの内側に少しずつ痛みが出始めた。
また、脚全体にだるさがあるため少しトイレ以外で初めて休憩をとった。
さて、この20キロ地点で終了し帰るのなら南武線の中河原が最寄り駅となる。
10キロ先の多摩水道橋は、30キロ地点なので何とか本日の目標としたいということから、あと10キロ頑張ることにした。
多摩水道橋からは、神奈川県に入り最寄り駅は南武線の登戸駅である。
20キロを超えてからペースが遅くなり始めた。
しかし、前に仲間が走ってペースを作ってくれるので何とかそれに遅れまいとして持ちこたえているといった感じである。
25キロを過ぎた頃から、あと3キロ、あと2キロ…とカウントダウンの体制に入る。
脚は重く何とか前へ前へと運んでいるという走り方である。
29キロ地点を過ぎてから1キロ近く走っているはずなのに路面の表示が見当たらない。
四角の表示は、埋め込まれているのかと思っていたが、そうではなく土台のプレートに印刷されたものを貼り付けていることがわかった。
場所によっては、はがれてなくなっているところもあるが、ポイントとなるキリの良い地点表示はぜひとも付け直しておいてもらいたいものである。
しかたがないので、30.5キロ地点の表示を代わりに撮影した。
30キロ走破!
走りごたえ十分といったところである。
久しぶりの30キロを走ってみて、長距離走のトレーニング不足を痛切に感じた二人であった。
ここから多摩水道橋を渡り、JR南武線の駅まではゆっくりと歩いて行くことにした。
登戸駅前の店に入り、生ビールのジョッキを傾ける。
「んーっ、しみわたる~」
決してこの瞬間のために走ってきたわけではないが、自分へのご褒美には間違いない。
11時10分ごろ終了。
本日のカロリー消費量 2958カロリー、198.7g