第17回訓練 あったかい春の一日
ここ数日は、異常な暖かさで面食らっている。
特に今日などは、いつもどおりにダウンの上着を着て家を出たが、気温が上昇し午後からは上着なしでもいられるようだった。
さすがに青梅の山は気温の変化が心配なので一枚多めに持参したが結局必要なかった。
さて、二週間ぶりの山での訓練である。
今日の訓練は、ロイくんにお付き合いしてもらった。
いつも歩いている山道を歩きながら、アイコンタクトや通行人が来たときの待ての練習など。
今までやってきたことをさらにきちんとできるように磨きをかけていく必要がある。
今日注意を受けたことを忘れないようにいつもブログに書き留めている。
こうしておくと訓練の振り返りができるからだ。
まず、歩き始めてすぐに犬連れの人が来たのでリードをつけようとしたのだが、木の枝を杖代わりにしていた男性だった。
犬の散歩とすれ違うときは、万が一のためにリードをつけるようにするが、犬がいないときは道の端に寄せて待てをさせるようにする。
遠見では犬が来ると思ったのでとっさにリードをつけようとしてしまったようだ。
次に、待てをさせているときは、途中で立ち上がらないようにおやつを多めに持って間を空けないようにやった方がよい。
さらに、例えば犬が臆病になっていてなかなか課題が出来ないときは、励ましてやらせるようにする。
そして、課題が出来たらしっかりとほめてやるようにすると犬と飼い主との関係もより深まるようになる。
小さなことでも出来たらよくほめて成功体験を増やしてやるということだが、これは犬の訓練に限らず人間の場合でも全く同じであると思う。
らんは今月の22日で満二歳を迎える。
ブリーダーさんは、「イタグレはパピーの時は暴れん坊だけど二歳を過ぎると落ち着きます」、と言っていたけれどたしかにここ一年を振り返ってみると、変化していることは確かである。
また、昨年の夏からはじめた訓練のおかげで少しずつお利口さんになってきているようだ。
今日のらんは、久しぶりに山を歩き、運動量が多くて疲れたのだろうか夕食後はすぐに寝入ってしまった。