京都散策 神社めぐりとラーメン
京都市内のマイナーな神社めぐりをしようと足腰にご利益があるという護王神社の後、映画「陰陽師」で一躍有名になった安倍晴明が祀られている晴明神社まで足を伸ばした。
小さな神社であるが、さすがに参拝客は護王神社よりはるかに多く、修学旅行の班行動の中学生もいくつか訪れていた。
比較的歩いても行ける距離であったのでバスを使わずに歩いたが、前日ほどではないにせよ気温も高くなってきているため、上着は着ていられないほどである。
昼になる前に行きたいところがあったのでバスと地下鉄で京都駅に戻ることにした。
京都といえば一番人気のラーメン屋さんということで、「新福菜館本店」へ行った。
まだ昼前だったが、すでに少し行列が出来ていた。
この店は、新横浜の「ラーメン博物館」にも出店しているが、ここが元の店である。
思ったよりも小さくて古い店構えである。
かなり儲かっているはず?と思われるが昔からのたたずまいのままのようである。
二階のフロアもあるようだが、一人客だったためか、一階のテーブルで相席となる。
チャーシューメンを注文する。
それほど待つことなくすぐに品物が出てくるのは回転の速い店のよいところである。
真っ黒な色をした醤油ラーメンがこの店の特徴だが、見た目ほど塩辛くはない。
しかし、中太麺がうっすらとスープに染まるほどの濃さである。
麺の上に九条ねぎがたっぷりと乗っている。
チャーシューは、薄切りではあるが柔らかくこれでもかというくらいに乗っていてボリュームたっぷりである。
前に座っている地元の人と思われる二人連れの男性客は、いちいちラーメンの寸評を口にしながら食べている。
私の方が少し遅くに食べ始めたが、一人黙々と食べているためいち早く店を出ることになった。
ラーメンは、麺が延びないうちに一気に食べるべし!