そのひと口が…。らん入院、手術!!
事件は、4月12日(火)の朝に起きた。
その日は、燃えるごみの回収日だった。
私が、出勤しようと準備をしている午前7時頃。
キッチンの袋をガサゴソと漁っている音がしたので、家の者がキッチンに行って見ると、ゴミとして捨てるために袋に入れておいた骨付きの鶏をすでに1本食べ、2本目をくわえている姿を目撃したのだ。
食べてしまった骨付きの鶏は、丸呑みしたのか、それともかみ砕いて飲み込んだのかは不明だった。
鶏の骨は、割れると細くとがった状態になるため非常に危険であるといわれている。
とりあえず、病院に連れていくことにした。
レントゲンを撮ってみると、骨つき鶏は、丸呑みしていることが判明した。
割れている骨ならば、内視鏡でつまんでとることができたそうだが、丸呑みしている骨はつるつる滑ってとることができず、胃を開いて取り出す手術となった。
しかも、丸呑みしているので、胃にとどまっているうちはよいが、腸までいってしまうと詰まってしまうのですぐに手術が必要となるのだった。
らんにとっては避妊の手術以来である。
らんは、何でこんなことになったのかと思っているのだろうか?
手術はその日のうちに完了し、傷が癒えるまではしばらく入院となってしまった。
今回の入院、手術はらんの責任というよりも、なんでも口に入れ食べてしまうらんの習性を理解していながら、ゴミの始末をしっかりできていなかった飼い主の責任であることは間違いない。
今後同じことがないように気を付けるしかないのだ。(反省)
4月15日金に家の者が見舞いに行った。
台の上に乗せられているが、立ち上がって歩くこともできるようである。
しかし、お腹の部分に10センチ以上の縫合の跡が痛々しい。
らんは、お迎えに来てくれたと勘違いしたのか、帰るときに悲しそうな声をあげて鳴いたそうだ。