ランニング二人合宿～白樺高原
この猛暑日では日中は走りたくないという気持ちから、それならば涼しい場所で走ろうということでランニング合宿が決まった。
ランニング仲間であるＩ氏と長野県立科町にある白樺高原に宿泊し二日間走ってきた。
白樺高原は、日中でも２３℃から２４℃と涼しくクーラー要らず。
朝方などは肌寒いほどである。
８月９日（木）第一日目
朝７時３０分に出発、中央高速諏訪インターで降りて１０時ごろには白樺湖に到着。
早速ウェアに着替え、白樺湖畔の周回コースを２周（約７．６キロ）走る。
２３℃の涼しい中とはいえ、走れば汗は吹き出てくる。
しかし、東京のようなうだるような暑さではないので、汗をかいてもさわやかである。
昼食後には、白樺湖から女神湖まで足を伸ばす。
このルートは女神湖までがかなりの勾配であるためいくつかのカーブを曲がりながらのずっと上りである。
女神湖までは約６．６キロでたいした距離ではないが、かなりしんどい。
何度も歩いたり、走ったりを繰り返す。
到着後、すぐに女神湖の周回コース約２キロを一周する。
女神湖は、白樺湖のような観光地という感じではなく小さな湖だが静かで落ち着いた雰囲気である。
振り返るとそこには蓼科山が
３時過ぎに戻り始める。
今度は長い下り中心である。
初日のせいか足が全体的に重い。
無理をせずに途中でウォーキングに切り替える。
午後４時過ぎに今夜の宿「白樺湖ホテルパイプのけむり」に到着し、初日のランニング終了。
本日の走行距離約２０キロ。
女神湖では、金沢商業高等学校の女子陸上部員が周回コースを走っていた。
白樺湖の周回コースでは、山梨学院大学の陸上部が走っていたがさすがにかなり速いペースだった。
ここは、高校、大学、実業団と陸上の合宿で使われることが多いそうだが、一般のおじさん二人組がランニング合宿をしているのはあまり例がないだろうと思われる。
８月１０日（金）第二日目
昨晩は、ランニングの疲れからか、またビールで酔いが回ったためか夕食後にそのままダウン。
目が覚めたのが１１時を回ったところだった。
一度目が覚めると今度は眠れない。
夜中の３時半からは、オリンピックの中継で女子バレーボールと女子サッカーがある。
それも見たいが、寝不足となると明日の走りに影響が出そうだ。
結局、そのまま眠れないまま３時となり、オリンピックの中継を見ることに…。
なでしこ残念ながら決勝でアメリカに敗れ、銀メダル。
全日本女子バレーは、準決勝でブラジルに敗れ、韓国と三位決定戦となる。
オリンピックの残念な結果を知り、早朝５時より白樺湖を２周する。（約６．６キロ）
早朝の白樺湖
朝風呂に入って汗を流し、７時から朝食。
チェックアウトを済ませ、９時過ぎから昨日と同じ女神湖までのコースを走る。
天気も良く朝から日差しが強いが、それでも日陰に入ると、涼しい中でランニングが出来るので心地よく感じられる。
白樺湖畔
昨日と同様女神湖の一周を加えて片道約９キロ。
さて、そろそろ白樺湖に戻ろうと走り始めたときにトラブルが発生。
Ｉ氏の右足がつってしまい、走れなくなってしまったのだ。
やむをえず下りの走りは断念し、バスで戻ることになった。
白樺湖に到着後は、立ち寄り温泉「すずらんの湯」に直行し汗を流した。
本日の走行距離約１６キロ。
最後の予定はこなせなかったが、二日間の涼しい環境でのランニングは気分爽快だった。
白樺湖～女神湖のコースは上り下りの坂道中心で脚力、心肺機能を高めるためには良いコースである。
また機会があれば同じコースを少しペースを上げて走れるようにしたいと思う。
それにしてもこの白樺高原は、何度も来ているところだが、走るだけのためは今回が初めてである。
