熟年?初心者ライダーその7まさかの検定試験!
検定試験の当日を迎えました。
11時25分からの検定なので11時に到着すれば良いのですが、これまでの習慣もあって約1時間前に着いてしまいました。
やることは二つあるコースの確認です。
何度も頭の中でシミュレーションしました。
大丈夫だろう、いや大丈夫!!
係からの説明を受けコース内にある小屋?に移動します。
ここでさらに細かい検定の注意を受けました。
けっこう人数が多くてビックリしました。
実は5月1日に検定の予約をしたのですが、当日の予報が雨だったので変更をしたのです。
買い物がてら1日に検定の様子を見に来たら、わずか3名でした。
この日は大型2名、中型が6、7名、それに私の小型と約10名でした。
人数が多いため3人の検定員で3つのグループに分けられました。
私と中型の二人が一緒になり、予想通り私が一番でした。
初めての検定でもっと緊張してしまうかと思いましたが、そうでもありませんでした。
検定コースは1コース(練習ABコース)でした。
これまでに何度も繰り返し覚えてきたので、少し安心感がありました。
ひととおりコースを走り、課題につながるS字コースに入ったところで、後ろから付いてきている検定員に声を掛けられました。
「コースが違いますよ」
「えっ、そんなはずは~」
あれだけ繰り返しコースを覚えたのに最後の最後に落とし穴があったか。
S字コースの手前にある普通車のクランクコースに入ってしまったのです。
事前にコース間違いは減点にならない、と説明を受けていたので指示された通りに動けば大丈夫でした。
慌てずに残された最後の課題に入りました。
急制動は規定の30キロを出してコーンを過ぎた時点でブレーキをかけます。
8メートル以内に余裕で停車出来ました。
そして、最後の一本橋は、これを渡れば検定が終了するんだと思い、勢いで走り切りました。
落下したら検定中止なので、ここは規定の5秒以上は無視しました。
発着点に戻りバイクを降りて検定が終了しました。
中止にならなくて良かった、という安堵感だけでした。
待機場所の小屋に戻ると今日会ったばかりの他の検定受験者と普通に話が出来るのが不思議です。
「コース間違えてしまいました」と私が何気なく言うと、「減点にはならないから大丈夫ですよ」と言ってくれるのです。
私が一番で早々に検定終了したため、とかく饒舌になりがちなので我慢をしていました。
全員の検定は人数が多いので予想通りけっこうかかりました。
合格発表は管理棟の部屋で名前を呼ばれ、判定と講評がありました。
合格です❗
良かった~✌️
事前の説明通りコース間違いは減点になりませんでしたが、一本橋が5秒以内、課題が終わって発着点に戻る時の進路変更、最後にバイクを降りるときの周囲の確認が減点でした。
点数は教えてもらえませんが、100点満点で70点以上合格ということでした。
何はともあれ、卒業検定一発合格です。(我ながらよくやった!)
ホッとしました。
別の部屋に合格者が集められ合格通知書を交付してもらいました。
残念ながら、ちょうど5月の連休中なので免許証の交付は連休明けの平日に府中に行くことになりました。
次回へつづく